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コンクールを終えて

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先日9月23日に行われた第77回東京都合唱コンクールに、現役メンバー+OGの12名で参加しました。今年は大学職場一般部門同声の部で出場し、課題曲として「寂庵の祈り」、自由曲として「Prelude」「Northern lights」の計3曲を歌わせていただきました。


コンクールという目標に向けて、個々のスキルアップや通常練習ではできない部分までこだわる演奏を目指して練習してきました。

課題曲「寂庵の祈り」では、少人数でも強弱の差がつけられるよう、ブレスの仕方や各部分のテンポに気をつけて練習を行いました。日本語曲であったため、歌詞の意味をより深く味わいながら歌うことも意識しました。

自由曲の一つ「Prelude」は、和音を作るパートとメロディーを歌うパートに分かれている楽曲です。和音を作るパートでは、曲が進むにつれて和音のバランスが崩れていかないよう、通常練習で教わった発声のポジションを意識しました。また、メロディーパートでは、フレーズごとのアクセントを意識する、3連符の1音1音を大切にする、子音の出すタイミングを揃えるといったことを目標に練習を進めました。

もう一つの自由曲「Northern lights」は、音の繊細なぶつかりを楽しめる楽曲です。このぶつかりに慣れるまでは、本当に音が合っているのか不安になることが多かったです。そのため、それぞれの和音をピアノで何度も確認し、各々が自信を持てるようになるまで練習を繰り返しました。


練習を始めたばかりの頃は、女声合唱は初めてだというメンバーもいれば、メゾソプラノを長く経験してきたというメンバーもいるなど、バックグラウンドが多様な中で和気あいあいと練習をしていましたが、本番が近づくにつれて曲へのこだわりが出るようになり、練習時間が長引いてしまうことが増えていきました。また、少人数であったため、同期や先輩方に発声や発音の仕方を丁寧に見てもらうことができ、バラバラに聴こえていた音が一つにまとまっていくのを感じることができました。


結果的に入賞することはできませんでしたが、コンクールを通して合唱の楽しさや難しさ、面白さをより知ることができました。また、OBOGさんとの縦の繋がりの強さを実感し、このような緑会の良さを次の代にも繋げていきたいと感じました。コンクールを通して得られた経験や新しく見えてきた課題を今後の活動に生かしていけるようさらに頑張っていきます♪



 
 

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