ども、こんにちは。
「最近は」と打ったつもりが「細菌は」と表示される程度には微生物学実験に苦しめられている。そんな3Tの池之迫です。
今回は久しぶりのブログの担当でございます。というかブログの管理人以外の3年生に回ってきたこと自体久しぶりですね。
というわけでいろいろと個人的に書きたいネタがありましたが、グダグダになる未来しか見えないのでサクッと練習風景の紹介に参りたいと思います。
前半は男声と女性に分かれて、二人の学指揮曲の練習をしました。定演までほぼ2か月。そんな状況で皆さん真剣なので邪魔にならないように、気づかれないように自然体で写真を撮りました。まあ普通に何人かに気づかれましたが(笑)。
さて、後半は学指揮二人で時間を決めての練習です。
練習を重ねるにつれて暗譜での練習やより高度な要求をクリアしようと皆さん頑張ってました。他人事みたいに書いてますが僕もちゃんと頑張ってます(笑)
さて、ここで筆を止めるとさすがに(執行代としても)文章が寂しいので、学指揮曲のうちの1つ、曲集『夢の意味』の4番の「夢の意味」について少し語っていきたいと思います。
この曲の詩では、今自分が現実であると思っているこの世界は実は夢なのかもしれない、という考えを中心に今自分の生きていることの意味を知るものはいない、ということを語っています。
この詩を読んで最初に思い浮かんだのは、道教の始祖の一人といわれる荘子の「胡蝶の夢」という説話です。「胡蝶の夢」とは、荘子が夢の中で蝶となって飛んでいたが、果たして自分が蝶となって飛んでいる夢を見ているのか、はたまた今の人間である自分は蝶が見ている夢なのか、といったことを語った内容です。思想的な部分無しで見てしまえば「夢の意味」と言ってる内容ほぼ同じですね。
ここまで長々と説明を書きましたが、歌うときには上の話は別にして曲集『夢の意味』の4番としてのイメージを持って歌っています。
じゃあなんでこんなに語ったんだという気もすると思います。しかし、こういった詩だけに注目して考えを膨らませたりするのもまたおもしろいのではないでしょうか。
それでは今回はこのあたりで締めさせていただきます。長々とした文章を読んで頂きありがとうございました!