MIDORIKAI CHORUS CLUB
緑会合唱団は、東大・お茶の水女子大・日本女子大を中心とした合唱サークルです。
新入生のみなさんへ
新入生の皆さん、緑会合唱団ホームページへようこそ!
ここ「FRESHMAN」では、これから緑会の練習に行こうと思っている方、緑会について知りたい方のためにさまざまなコンテンツを掲載しています。
また、緑会は新歓期が終わった後も随時新入団員を募集しています!このページを見て、少しでも緑会に興味をお持ちになった方はぜひ「CONTACT」からお問い合わせください!
2024年新歓期の予定
☆練習曲目
混声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」(詩:野呂昶 作曲:千原英喜)
GMとサブコンからのご挨拶
ゼネラルマネージャー
北原香菜
はじめまして。弊団で代表を務めている北原香菜と申します。まずは新入生の皆さん、大学ご入学おめでとうございます!そしてホームページをご覧くださりありがとうございます。この挨拶を通して少しでも合唱や緑会に興味を持っていただけると幸いです。
さて皆さん、合唱の醍醐味とは何だと思いますか?私は、各々が持つ歌声を活かしながら皆でハーモニーを紡ぎ、一つの音楽を奏でることだと感じています。一人一人の歌声が融合し、呼吸が揃う感覚を味わえる。これは合唱にしかない特性です。音楽というのは奥深いものです。明確な解答や完成形というものは存在しません。もちろん曲の構造や作曲者の意図を読み取ることは必要です。しかしそれ以上に「なんだか理由は分からないけれど、この音とても素敵」「ここの4声がピタッと揃うとかっこいい」、そのような感性を個人が持ち合わせることにより、豊かで活気に溢れた歌が作り上げられます。
よく緑会は本番に強いと言われます。それは普段気を抜いているからではありません。適度な緊張感を持ちながらも、ホールという非日常空間で生まれるハーモニーや響きを、皆が十分に享受している結果であります。舞台で歌うことはとても楽しいです。オーケストラとの共演も同様ですが、その時その場でしか生まれない音楽を皆さんも一緒に体験しませんか。
ここまで主に合唱の魅力を語ってきましたが、是非緑会の魅力も沢山知ってほしいところです。百聞は一見に如かず。練習やイベントに参加していただき、団員と話していくなかで、緑会のあたたかさを感じて頂ければと思います。いつでも団員一同お待ちしています。
サブコン(学生指揮者)
掛川藍
はじめまして!HPをご覧頂きありがとうございます。ご挨拶を兼ねて、音楽と合唱の魅力について少しだけ書いてみようと思います。
音は1度鳴れば消えて無くなってしまいます。その点で非常に刹那的かもしれません。一方で、いつまでも忘れられない音やそれに喚起される記憶というのもあるものです。音楽と時間の関係はどうも密接であると感じます。慌ただしく過ぎていく日々の中で、オアシスのように流れる音楽が生活に彩りや揺らぎをもたらすことは言うまでもないでしょう。
合唱には音と、それから言葉があります。私たちは日常的に言葉を扱っていますが、そのひとつひとつを意識することは少ないように思います。何気ない言葉でも音に乗せて歌ってみると、異なる色彩を帯びて聞こえてきます。また、歌う人が変われば、違った姿を見せてくれるでしょう。他者と声を合わせて歌うことで思わぬ変化が生まれることも多々あります。言葉と音が絡み合う様子はまるでイリュージョンのよう。私はその魔法にかけられてかれこれ9年も合唱を続けています。
そしてもうひとつ。合唱をしていると、この歌を歌いたいと思う瞬間が必ずあります。心と身体が自然に歌っているような感覚です。そして、奏でた音に導かれ、言葉が活き活きと立ち上がる合唱が生まれた時、どうしようもなく楽しいと感じるのです。
大学のサークルでする合唱の良さは、自由であることだと思います。自分のペースに合わせて、自分の思うがままに歌を歌うことができます。何かと忙しい大学生活にこそ音楽を。見える世界が広がる今だからこそ合唱を。緑会合唱団には、生きた音楽が、自由な合唱が、いつも流れています。
サブコン(学生指揮者)
小林優希
こんにちは。本ホームページをご覧いただきありがとうございます。緑会合唱団は、東京大学法学部の学生を母体として1956年に創立された歴史ある合唱団です。現在は様々な学部の東大生、お茶大生、本女生が多く在籍しています。
2年前、まだ見ぬ大学生活に心を踊らせ、授業やサークルを沢山調べていたことが思い出されます。それから、私は緑会で学生指揮者を務めるとも、過去一番と言えるほどの親友ができるとも思っていませんでした。ただ、歌が歌えればよいなと思って入団しました。では、何故惹かれていったのか。
サムエル・ウルマンの代表作「青春」の一節
"Youth is not a time of life; it is a state of mind"にあるように、私が緑会にいる時は、飽くなき探究心で挑戦を忘れず、歌により歓び、情熱を滾らせ、常に心が生き生きしているように感じます。これは、OB、OGさんと話をしている時にも通ずるのです。緑会を愛している人の多くは、今でも挑戦的で、そして明るく、情熱があるように感じます。「青春は心の若さである」とはこういうことを言うのだろう、と実感はないながらに伝わってくるのです。
ただ、私は学生指揮者ですので、歌の話もすこしばかりしましょう。多様な歌を歌い、多様なバックグラウンドを持つ。大学合唱団であれば、合唱経験も、地元も、当然好みも違います。毎年指揮者が変わり、体制も変わる。だからこそ生まれる1点ものの歌は、それゆえの美しさがあります。どこでも味わえるものかもしれませんが、緑会にしかない歌声は確かにあります。あなたの入団をお待ちしています。